京都綴りやは結婚式アルバム専門店を生業としています。結婚式のアルバムって聞くと、高価なものというイメージが強いかと思いますが綴りやではお手軽に低価格で作れるアルバムもご用意しております。「塩瀬」や「唐紙」のシリーズは綴りやのアルバムシリーズでは最高級の部類です。高価なだけあって製本方法は最高峰の合紙製本で、銀塩プリントした紙を一枚一枚厚紙に貼り合わせて仕上げています。レイアウトデザインは頂いた写真を見て1からオリジナルで組んでいき、唯一無二のアルバムへ仕上げていきます。伝統工芸品である表紙の生地や手が込んだデザイン、製本方法、こういった特別な仕上げ方で制作するのでどうしても高価なものになります。そこで今回ご紹介したいのがお値段¥6000〜写真枚数100枚〜制作出来る「リングアルバム」です。
リングアルバムとは名前の通り、製本方法をオーリング製本にしたアルバムです。リング製本にすることで合紙製本同様、見開きページを180度開くことができます。製本の際にボンドや糊を使っていないので、接着剤による劣化が少なく済みます。リング用の穴を空けれるものであれば、紙以外の封筒やクリアファイルなどを一緒に挟んで作ったりすることも可能です。本文に収まりきらなかった写真や、思い出のお手紙などを封筒の中に挟み込んでおくのもいいですね。背の部分が完全に固定されていないので、完成してからもページを増やしたり、レイアウトを変えてみたりすることも可能です。合紙製本の様に重厚さや高級感は少なくなりますが、完成してからの自由度が高いのが特徴です。またリングの部分が見た目にもオシャレに仕上がり、卓上カレンダーの様にお部屋に飾って気軽にアルバムを見る楽しみも増えることでしょう。
レイアウトデザインに関しては、基本的に1ページ1枚の写真を時系列に並べていきます。なので最低100枚の写真で、1枚の紙に裏表印刷、50ページ分のアルバムが出来ます。写真に写っているアルバムは、厚みが50ページ分のアルバムで2cmくらいの厚みで仕上がります。「塩瀬」や「唐紙」シリーズはレイアウトをオリジナルで組んでいくので、シーンや写真の内容に合わせたレイアウトが出来るのに対して、こちらの「リングアルバム」は頂いた写真を時系列にレイアウトの型へはめ込んでレイアウト組みをしていきます。1ページあたり1枚の写真でレイアウトするので、写真のサイズを大きく引き伸ばしてレイアウトすることができます。大きく引き伸ばした写真は、お部屋のインテリアとして飾っておくのも良きですね。リングの部分を使って壁にかけたり、リングから取り出してポストカードの様に使ってみても面白いのではないでしょうか。
この「リングアルバム」はなんと、映画「プラダを着た悪魔」の劇中で雑誌編集者がいつも持ち歩いているアイテムなんです。ファッション雑誌の世界ではリング製本物がよく使われる様で、ページネイションを変えてみたり、紙や写真以外のものを一緒に綴じておけたりと、セルフカスタムのし易さが好まれている印象です。写真のレイアウトの際に余白を多めに空けておいて、後からコメントを書いていったり、付箋やマスキングテープでデコレーションしてみたりと、アルバムを作っていく楽しさを実感出来るのも良きですね。もしリングアルバムに興味を持たれている方は、ファッション雑誌を見てみると思いもよらぬヒントがあったりするかもですよ。
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