この時期京都は桜が満開で花見の観光客がなだれ込む中、結婚式のロケ撮影や前撮りをしている姿もよく見かけます。二年坂や八坂神社近くの桜の名所スポットはどこも観光客でいっぱいの中、撮る方も撮られる方も大変。。。しかしバチっときまった写真が出てくると、やはり京都+桜+和装という組み合わせの破壊力は半端ないなあと思います。という訳で今回は、桜と和装によく似合う京都ならではの結婚式アルバムをご紹介します!
【唐紙シリーズより梅の丸】
まずはじめに「京からかみ丸二」さんオリジナルの唐紙を使ったシリーズより「梅の丸」の柄をご紹介します。アルバムの名前にもなっている様に、梅をモチーフにした和柄を丸い家紋の様に作られたデザインがこのアルバムの特徴です。梅は寒い冬にいち早く花を咲かすことから、忍耐があり生命力の象徴でありめでたいものとして、江戸時代より新春を彩る柄として定着してきました。かつては花といえば梅の花と言わんばかりに親しまれてきた柄の一つなのです。そしてこの唐紙を伝統的な素材と手法で明治35年から作り続けてきた「京からかみ丸二」さんオリジナルの品でアルバム表紙を飾りました。目が覚める様な真っ赤な鳥の子紙に、職人さんが自ら調合した銀の顔料が映えます。機械任せの均一でフラットな仕上がりではなく、手作りだからこそ表現出来る顔料の滲みや溜まりが、完全一点物の味わいを物語っているかの様な佇まいです。梅の花や赤を基調としたデザインが、桜の季節によく合う結婚式アルバムになっています。
【塩瀬シリーズより菊水】
次は着物の帯の生地をアルバム表紙に使った塩瀬シリーズより「菊水」の柄のご紹介です。塩瀬というのは生地の名前で主に着物の帯の裏地に使われています。なぜこの生地をアルバムの表紙で使っているかというと、この塩瀬という生地は作りがかなりしっかりしていて分厚く、和婚アルバムの表紙に用いるのにぴったりなのです。なんちゃって和装アルバムではなく、本格的な和装アルバム作りを行なっている綴りやだからこそ出来るこだわりではないでしょうか。また、塩瀬シリーズにはどれも京組紐「宮本ふさ」さんのふさを添えております。このふさのことも話し出すと長くなってしまうので割愛しますが、知る人ぞ知る京都の老舗名店なんです。創業100年以上、御社代表の宮本準史氏の受賞歴多数、博物館に入っている甲冑の組紐なども手がけられているとか。。。綴りやの結婚式アルバム作りにご協力してくださるのもご縁としか言いようがありません。とまあすんごい工芸品が集まって出来ているこの「塩瀬」シリーズ、「菊水」の柄はとりわけ春の季節にぴったりなデザインに仕上がっています。波と雲の和柄を背景に、菊の花が流れる様にレイアウトされているなんとも春らしい色と陽気さ、新しい変化や船出といった事を想像させる和柄で、春婚によく合う結婚式アルバムになっているのではないでしょうか。
本日ご紹介させていただいた結婚式アルバム以外にも、綴りやでは様々なバリエーションをご用意しております。写真では伝わりきれないところがありますので、実際に手にとってお確かめいただくのをお勧めします。アルバムサンプルの発送や、メールやお電話でのお問合せはお気軽にお申し付けください。土日祝日も営業していますのでぜひ店舗にもお越しください。
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